昔からある「わらべうた」は、無理のない音域で聴覚や体を通し心に染みていきます。
特に乳幼児期には、不安やイライラをやわらげ、言葉のリズム、響き、抑揚、語呂を生理的に必要としている時期です。
わらべうたは、必ずあそびが伴います。このあそびは、心臓の鼓動のように均等な脈の運動を伴って仕草をしたり、身体に触れたりしてあそびます。
あそびの種類によって、手、足、顔、体の各部分を触ったり動かしてあそぶので感覚や運動幾能の働きが活発になり、感覚教育としての意義も見逃せません。
叉、1対1でする「あそばせあそび」が大人と子どもの対等で深い人間関係作りに果たす役割は確かなものです。